「WEST EXPRESS 銀河」22年度 運行コース決定 おもてなしリニューアル 新たな試みも

JR西日本は、西日本エリアを結ぶ長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」について、2022年度の運行方面を決定しました。

JR西日本117系電車「WEST EXPRESS 銀河」(ゆー63/写真AC)
JR西日本117系電車「WEST EXPRESS 銀河」(ゆー63/写真AC)

2022年3月10日まで「山陽コース」を運行している「WEST EXPRESS 銀河」ですが、車両メンテナンス期間をはさんで5月〜9月は「山陰コース」、10月〜2023年3月は「紀南コース」を運行することになりました(詳細は下図を参照)。

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往復とも夜行列車の山陰コースは、京都駅〜出雲市駅間を伯備線・山陰線経由で運転します。これまで上り列車の運転区間は出雲市駅〜大阪駅でしたが、2022年度からは京都駅まで延長運転します。停車駅などでのおもてなしは2021年度までの内容からリニューアルする予定で、すでに利用したことのある方でも沿線の新しい魅力を楽しめる内容になるとのことです。

紀南コースでは、京都駅〜新宮駅間を阪和線・紀勢線経由で往路は夜行列車、復路は昼行列車として運転します。車窓から紀南の海の景色を直接楽しめる座席数が大幅に増やされ、沿線の景観改善にも取り組むとのことです。新たな試みとして、昼行列車は運行曜日ごとに異なった途中停車駅の設定となるほか、京都駅の到着時刻が早められることにより首都圏方面へのアクセスが便利になります。また、山陰コースと同様、各地のおもてなしもリニューアルされます。

【図表で解説】JR西日本 「WEST EXPRESS 銀河」 2022年度の運行方面

運転日や運転時刻などの詳細は、決まり次第改めて告知するとのことです。また、発表された2つの運行期間・区間以外でも「WEST EXPRESS 銀河」の運行を計画するとしています。